カンクン滞在の1日はツアーに参加しました。早朝から夜までの一日弾丸ツアーです。ベルトラから申込できます。グランセノーテ→チチェンイッツァ遺跡→セノーテイキル→ピンクレイクを1日でまわるという超弾丸ツアーです。行程表などはベルトラのサイトで確認してください。https://www.veltra.com/jp/
グランセノーテ
カンクンから車で1時間半くらいの場所にあります。トゥルム遺跡の近くです。セノーテというのはマヤ語で”聖なる泉”という意味でマヤ文明のころから貴重な水源として、生活や儀式に欠かせないところでした。ユカタン半島には川がなく、石灰岩からなる広大な台地の地下に雨水を蓄え、地下水脈を形成し、一部がセノーテとして湧き出ています。非常に透明度の高い泉です。とはいえ、人がたくさん来る前の朝一番がおすすめです。光のカーテンを見るためには朝10時までに訪れた方が良いでしょう。
まず、ウェットスーツに着替えますよ!水はとても冷たいです。


石灰台地のジャングルに、雨水によって侵食されて洞窟ができ、水を蓄え、地下水脈としてその一部が泉としてあらわれ、古代マヤ文明の頃から人々の生活を支え、、、なんて考えると本当に神秘的でなりません。貴重な体験でした。
ツアーで参加しましたが個人で行くこともできるようです。
朝8時10分から16時45分まで
シュノーケルセットのレンタルもあるので水着とタオルがあれば入れます。
チチェンイッツァ遺跡
1988年に世界遺産に指定されたマヤ文明の遺跡です。多くは6世紀から10世紀頃の建物です。マヤ文明については解明されてないことが多く、何故これだけ発展したものが急速に衰退したのか諸説あります。衰退したあと遺跡群は放置されていましたが、1841年以降発掘調査が行われ、修復されて現在のような姿に蘇っています。

エル・カスティーヨ
スペイン語で城塞という意味。四方約55メートル、高さは24メートルの9層からなるピラミッドです。ククルカンと呼ばれる蛇の形の神を祀っているのでククルカン神殿とも呼ばれます。マヤ文明は天文学が発達していたと言われ、春分の日と秋分の日には日没時にできる影が蛇(ククルカン)となって天から降りてくるように見えるとか。(ククルカン降臨)四方それぞれに91段の階段があり、一番上の1段を合わせると365段、太陽暦の1年を表しています。


マヤ文明には生贄の儀式、風習があったそうです。広い球技場で今でいうサッカーのようなゲームが行われてました。豊作祈願の儀式とも言われています。上の方に石でできた輪っか(高さ6メートルくらい)があってそこに手を使わずにゴムでできた非常に重いボールを入れることができると即勝利です。勝者チームか敗者チームのどちらか(現在でも定かではない)のリーダーの首を落とされ生贄になったそうです。


本当かどうかはわかりませんが、生贄になることは名誉なことだったとか、、、


セノーテ・イク=キル
ツアーでは昼食兼休憩場所として使いました。中のレストランEI Jardinでメキシカンビュッフェの昼食です。

セノーテ・イク=キルはシャワーや更衣室完備で飛び込みをしたりして遊べる天然の泉です。


ピンクレイク
ピンクレイクはラス・コロラダスというとても小さな町にあります。塩田なのですが、赤い色素を持つプランクトンが大量に生息しているのでピンク色に見えるのです。ここにはピンクフラミンゴも多く生息していて、フラミンゴの色もこのプランクトンを食べるからだとか。
先ほど塩田といいましたが、実はここの塩は日本に運ばれて、日本で加工して伯方の塩として売られています。



ピンクレイクは太陽の関係で昼の12時から16時くらいまでに訪れると綺麗にみえます。もちろん乾季の方が良いです。
カンクンからも片道3時間以上とだいぶ離れているのでお時間ある方は自力で行くのも良いと思いますが、ツアーだと車の移動時間はゆっくりできるので、おすすめですよ!その日のツアーの参加者の人数によってゆったり度も雰囲気も変わりますが、やっぱりツアーは楽ちんです。ベルトラだとしっかりツアー内容も見てから決められるのでいいですよ!
いつの間にか眠ってしまい、着いたらカンクンでした!
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