マウナケア山頂からの絶景! 夕陽と星のツアー

みなさんは富士山より高い山に登ったことがありますか?登山なんて遠足程度の山しか登ったことがないって方も多いと思います。

マウナ・ケアはハワイ語で「白い山」という意味です。標高4205メートルの火山で富士山より高いんですよ!そんな山に登れるわけがないって思うかもしれません。でも安心してください!車で行けるんです!

ハワイ島に行かれたらぜひ行ってみて欲しいスポットです。個人でも行くことができるかもしれませんがツアーで行くのがおすすめだと思います。私たちは、マサシのネイチャースクールで申込しました。

ツアーのメリット

事前準備がいらない

これめちゃくちゃ大事だと思います。旅行にきたらあれこれ考えたくないと思います。

もし個人で行くとなると、道を間違えないようにとか、トイレはどこにあるのかとか、ハプニングがあったらとか心配事ばかり。ツアーだと、当日集合時間に行けば、あとは何にも心配することありません!楽しむだけです!

防寒具を貸してもらえる

マウナケアは標高4205メートル。夏でも気温は0度以下になることもあります。そこでサンセットやサンライズを待つので当然寒いです。常夏のハワイに行くのにそんな万全な防寒具の荷物を持ってきたくないですよね?しかも持っていくとなるとめちゃくちゃかさばります。

ツアーだとスキーウェアのような防寒具や手袋などを貸してもらえるので余計な荷物も不要です!

お弁当付き(ツアーによっては夜食の場合も)

山頂でサンセットをみて星空観察してホテルに帰ると夜の9時か10時ごろになります。当然何も食べないとお腹がすきます。

私たちの参加したツアーではオニヅカビジターセンター(標高2800メートル)のところでお弁当を食べて、高山病予防もかねて休憩という時間がありました。あったかいお味噌汁付きで、ツアーの皆さんとのおしゃべりも弾みました!

マウナケア山頂ツアーの予定を組むときの注意

高山病の危険がますのでいろいろ制限があります。

・16歳未満は参加不可

・妊婦 妊娠の可能性のある方や心臓疾患や呼吸器疾患、高血圧の方

・24時間以内にダイビングをした

・85歳以上の方が医師の診断書が必要

・8時間以内の飲酒

実際のツアーの様子

私たちはワイコロアのホテルだったので午後3時ごろのピックアップでした。

まずはオニズカビジターセンターへ。ここで食事とトイレ休憩です。高山病予防のためにもここで時間をとることは大切です。

お味噌汁もありましたよ!
標高2800メートルくらいですが少し肌寒いくらいの気温です。

今のところお天気は大丈夫そうです。天候不順だとこの先に行けないこともあるようです。

途中野生のヤギが!

高山病予防のためゆっくりと進みます。だんだん景色が幻想的になってきました。途中、防寒具のズボン履くために少し休憩したりしながらだんだん上がっていきます。

ポコポコ山があって不思議な景色
雲が下に見えますよ!
植物がなくなってきました。

いよいよ山頂です。

すばる望遠鏡です

マウナ・ケアの山頂付近は天候も安定し空気が澄んでいることから、世界各国の研究機関の天文台が設置され、全部で13基あります。

マウナケアの頂上。神聖な場所とされていて立ち入ることはできません。

サンセットまでもう少しです。今日は天気もとても穏やかなようです。

なんだか荘厳な雰囲気でした。
マジックアワー。うっとり。

時刻は7時前です。次は星空観察です。車に乗って少し下山してみました。みんなで寝っ転がって、ガイドさんがパワーポインターで星座やそれにまつわる話をしてくれます。流れ星も見えました!!

ミルキーウェイです。ツアーのカメラでしかうつりません。

マウナ・ケアは先住民ハワイアンにとってとても神聖な場所であるため、これ以上の開発を望まない先住民ハワイアンと開発グループ国の間で10年以上の対立があります。もともと13基以上は設置しないという約束があったのですが、さらに新たな天文台(しかも30メートルという巨大な望遠鏡)の建設計画があり、工事のスタートをしようとして反対派との対立が激しくなりました。ちょうど私たちの行ったのはそのはざまだったようで、直後にデモがあって、マウナケアは閉鎖状態になりました。私たちはそんな問題があることも全く知らず、帰国してからマウナケアのニュースをみて知りました。この新たな天文台の開発には日本も参加しているので複雑な気分です。いったん2021年の9月までは工事は休止のようですが、良い解決法があればなあと思います。

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